複式簿記のメリット
一番の大きな理由は、企業の経営内容、財務状態を明らかにするためです。
簿記の基本は毎日、取引の帳簿をつけ、その日の現金残と帳簿残を合わせる
というように毎日記録を残していきます。
複式簿記できっちり帳簿を記録することで、当然金融機関や税務署に
対する信用度アップにもつながります。
実際は現金と帳簿の残っていうのは、しょっちゅう合わなかったりします。
そんなバカな!?って思うかもしれませんが、色々と合わないんですねえ。
経理や税務での実務の中心はこの数字合わせなんですよ。
地味です。とても地味です。でもこれがかなり時間がかかるんです。
簿記に向いている人は数字合わせが好きな人だといえます。
好きな人に言わせると、この数字が合う瞬間がたまらないみたいです。
私は1円くらいいいじゃん、って思うダメダメなタイプなのです。
さて実は複式簿記を使うことでとても大きなメリットができます。
複式簿記できっちり記帳していくことで、大きな節税ができるんですね。
その大きなメリットは青色申告による節税です。
ざっと青色申告のメリットをあげてみます。
- ・青色申告特別控除
- 65万円を限度として、所得の金額から控除されます。(平成17年度より)
控除後の金額から税金が算出されます。
- ・純損失の繰越控除
- その年に事業に赤字が生じた場合、この赤字を翌年以後3年間繰り越して
控除することができます。つまり、大きく赤字を出せば、来期は黒字になっても
所得が控除されるんですね。
- ・青色事業専従者控除
- 配偶者などの親族に対する給与の支払が、必要経費として認められます。
奥さんへの給料なんて、夫婦ですから自分のお金同然です。
奥さんは扶養になれなくなっちゃいますけどね。
国税庁「タックスアンサー」 [参考サイト/税金といえばここ]
とにかく複式簿記は多くのメリットをもたらしてくれます。
ですが、帳簿書類の保存義務があったり、決算書もしっかり作成し
なくちゃならないなどで、手間が倍倍増します。
また白色申告よりしっかり帳簿へ記録されていくため、
経費のちょろまかし行為ができません。
って、もちろん脱税ですからダメ!絶対。
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簿記の入門